鉄道 唱歌。 鉄道唱歌・奥州・盤城線編

鉄道唱歌/山陽・九州篇

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

👋 汽 ( き ) 車 ( しや )に 乘 ( の )りても 松島 ( まつしま )の 話 ( はなし )かしまし 鹿 ( か ) 島臺 ( しまだい ) 小牛田 ( こゞた )は 神 ( かみ )の 宮 ( みや )ちかく 新 ( につ ) 田 ( た )は 沼 ( ぬま )のけしきよし• これより 汽 ( き ) 車 ( しや )を 乘 ( の )りかへて 東 ( ひがし )の 濱 ( はま )に 沿 ( そ )ひゆかば 城 ( じやう ) 野 ( の ) 行橋宇島 ( ゆきはしうのしま )を すぎて 中 ( なか ) 津 ( つ )に 至 ( いた )るべし• 女鳥羽の水は変われども 五層の天主今も猶 三百年のいにしえの 名残とどむる深志城• 千駄ヶ谷代々木新宿 中仙道は前を行き 南は品川東海道 北は赤羽奥羽線• 明 ( あ )けなば 更 ( さら )に 乘 ( の )りかへて 山陽道 ( さんやうだう )を 進 ( すゝ )まゝし 天 ( てん ) 氣 ( き )は 明日 ( あす )も 望 ( のぞみ )あり 柳 ( やなぎ )にかすむ 月 ( つき )の 影 ( かげ )(終) この著作物は、1920年に著作者が亡くなって(団体著作物にあっては公表又は創作されて)いるため、の期日(を参照)の時点でが著作者(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者)の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)70年以下である国や地域での状態にあります。 その 最 ( さい ) 期 ( ご )まで 携 ( たづさ )へし 青 ( あを ) 葉 ( ば )の 笛 ( ふえ )は 須磨 ( すま ) 寺 ( でら )に 今 ( いま )ものこりて 寳物 ( はうもつ )の 中 ( なか )にあるこそあはれなれ• 走 ( はし )る 窓 ( まど )より 打 ( う )ち 望 ( のぞ )む 海 ( うみ )のけしきのおもしろさ 磯 ( いそ )に 貝 ( かひ )ほる 少女 ( をとめ )あり 沖 ( おき )に 帆 ( ほ )かくる 小 ( を ) 舟 ( ぶね )あり• つれだつ 旅 ( たび )の 友 ( とも ) 部 ( べ )より わかるゝ 道 ( みち )は 小 ( を ) 山線 ( やません ) 石岡 ( いしをか )よりは 歌 ( うた )によむ 志 ( し ) 筑 ( づく )の 田井 ( たゐ )も 程 ( ほど )ちかし• 青柳茅野に上諏訪よ 左は諏訪湖冬ならば 我もスケート試みん 右には温泉諏訪神社• 大石 ( おほいし ) 良 ( よし ) 雄 ( を )が 山科 ( やましな )の その 隱家 ( かくれが )はあともなし 赤 ( あか )き 鳥 ( とり ) 居 ( ゐ )の 神 ( かみ )さびて 立 ( た )つは 伏 ( ふし ) 見 ( み )の 稻 ( い ) 荷 ( なり ) 山 ( やま )• 道は再び中山道 遠く連る越の道 是より西は木曽路にて 荒馬や贄川奈良井宿• 少 ( すこ )しくあとに 立 ( た )ちかへり 徳山港 ( とくやまかう )を 船 ( ふな ) 出 ( で )して 二 ( に ) 十 ( じふ ) 里 ( り )ゆけば 豐 ( ぶ ) 前 ( ぜん )なる 門司 ( もじ )の 港 ( みなと )につきにけり• 末 ( すゑ )は 東 ( ひがし )の 海 ( うみ )に 入 ( い )る 阿武 ( あぶ ) 隈川 ( くまがは )も 窓 ( まど )ちかく 盡 ( つ )きぬ 唱 ( しやう ) 歌 ( か )の 聲 ( こゑ )あげて 躍 ( をど )り 來 ( きた )れるうれしさよ• 阿彌陀 ( あみだ )は 寺 ( てら )の 音 ( おと )に 聞 ( き )き 姫 ( ひめ ) 路 ( ぢ )は 城 ( しろ )の 名 ( な )にひゞく こゝより 支 ( し ) 線 ( せん )に 乘 ( の )りかへて ゆけば 生 ( いく ) 野 ( の )は 二時 ( にじ ) 間 ( かん ) 餘 ( よ )• 岩沼驛 ( いはぬまえき )のにぎはひは 春 ( はる )と 秋 ( あき )との 馬 ( うま )の 市 ( いち ) 千 ( せん ) 里 ( り )の 道 ( みち )に 鞭 ( むち )うちて すゝむは 誰 ( たれ )ぞ 國 ( くに )のため• 線 ( せん ) 路 ( ろ ) 分 ( わか )るゝ 三 ( み ) 角港 ( すみかう ) 出 ( い )で 入 ( い )る 船 ( ふね )は 絶 ( た )えまなし 松橋 ( まつばせ )すぎて 八代 ( やつしろ )と 聞 ( き )くも 心 ( こゝろ )のたのしさよ• 駿州一 ( すんしういち )の 大 ( だい ) 都 ( と ) 會 ( くわい ) 靜岡 ( しづをか ) 出 ( い )でて 安倍 ( あべ ) 川 ( かは )を わたればこゝぞ 宇津 ( うつ )の 谷 ( や )の 山 ( やま )きりぬきし 洞 ( ほら )の 道 ( みち )• 粂路の橋に行く人の 下車する駅は稲荷山 継は篠井停車場 信越線の連絡点• 釜戸瑞浪打ち過ぎて 土岐津多治見両町の 名高き産物陶器磁器 これぞ日本の輸出品• 伊勢路 ( いせぢ )の 旅󠄁 ( たび )はまたの 日 ( ひ )と 木曾 ( きそ ) 川 ( がは ) 越 ( こ )えて 美濃 ( みの )に 入 ( い )る 地 ( ぢ ) 震 ( しん )のはなしまだ 消󠄁 ( き )えぬ 岐阜 ( ぎふ )の 鵜 ( う ) 飼 ( かひ )も 見 ( み )てゆかん• 金 ( きん )と 石 ( いし )との 小 ( こ ) 金 ( がね ) 井 ( ゐ )や 石橋 ( いしばし )すぎて 秋 ( あき )の 田 ( た )を 立 ( た )つや 雀 ( すゞめ )の 宮 ( みや ) 鼓 ( つゞみ ) 宇都 ( うつの ) 宮 ( みや )にもつきにけり• 淀 ( よど )の 川舟 ( かはぶね )さをさして 下 ( くだ )りし 旅󠄁 ( たび )はむかしにて またゝくひまに 今 ( いま )はゆく 煙󠄁 ( けむり )たえせぬ 陸 ( くが )の 道󠄁 ( みち )• 天 ( てん )に 泣 ( な )けども 天 ( てん ) 言 ( い )はず 地 ( ち )に 叫 ( さけ )べども 地 ( ち )もきかず 涙 ( なみだ )を 呑 ( の )みて 邊 ( へん ) 土 ( ど )なる こゝに 月 ( つき ) 日 ( ひ )をおくりけり• 末 ( すゑ )は 銚 ( てう ) 子 ( し )の 海 ( うみ )に 入 ( い )る 坂東 ( ばんどう ) 太 ( た ) 郎 ( らう )の 名 ( な )も 高 ( たか )し みよや 白 ( しら ) 帆 ( ほ )の 絶 ( たえ ) 間 ( ま )なく のぼればくだる 賑 ( にぎはひ )を• つゞく 名古屋 ( なごや )は 中京 ( ちゆうきやう )と 世 ( よ )にうたはるゝ 大 ( だい ) 都 ( と ) 會 ( くわい ) 名 ( な )だかき 金 ( きん )の 鯱 ( しやちほこ )は 今 ( いま )なほ 城󠄀 ( しろ )の 光 ( ひかり )なり• 天 ( てん ) 下 ( か )の 旗 ( はた )は 徳川 ( とくがは )に 歸 ( き )せしいくさの 關原 ( せきがはら ) 草 ( くさ )むす 屍 ( かばね )いまもなほ 吹 ( ふ )くか 伊 ( い ) 吹 ( ぶき )の 山 ( やま )おろし• 身 ( み )は 沈 ( しづ )めども 忘 ( わす )れぬは 海 ( うみ )より 深 ( ふか )き 君 ( きみ )の 恩 ( おん ) かたみの 御 ( ぎよ ) 衣 ( い )を 朝毎 ( あさごと )に さゝげてしぼる 袂 ( たもと )かな• 文 ( ぶん ) 武 ( ぶ )の 道 ( みち )を 弘 ( ひろ )めたる 弘道 ( こうだう ) 館 ( くわん )の 跡 ( あと )とへば のこる 千 ( ち ) 本 ( もと )の 梅 ( うめ )が 香 ( か )は 雪 ( ゆき )の 下 ( した )よりにほふなり• 世 ( せ ) 界 ( かい )にその 名 ( な )いと 高 ( たか )き 馬 ( ば ) 關 ( くわん ) 條約結 ( でうやくむす )びたる 春 ( しゆん ) 帆樓 ( ぱんろう )の 跡 ( あと )とひて 昔 ( むかし )しのぶもおもしろや• 辰野小野も通り過ぎ 伊那谷渉りて塩尻は 茫たる平野にステーション 篠井線の分岐点• あしたは 花 ( はな )の 嵐 ( あらし ) 山 ( やま ) ゆふべは 月 ( つき )の 筑 ( つく ) 紫 ( し ) 潟 ( がた ) かしこも 樂 ( たの )しこゝもよし いざ 見 ( み )てめぐれ 汽 ( き ) 車 ( しや )の 友 ( とも ) この著作物は、1937年に著作者が亡くなって(団体著作物にあっては公表又は創作されて)いるため、の期日(を参照)の時点でが著作者(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者)の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)50年以下である国や地域での状態にあります。 道 ( みち )もせに 散 ( ち )る 花 ( はな )よりも 世 ( よ )に 芳 ( かう )ばしき 名 ( な )を 留 ( と )めし 八幡 ( はちまん ) 太 ( た ) 郎 ( らう )が 歌 ( うた )のあと 勿 ( な ) 來 ( こそ )の 關 ( せき )も 見 ( み )てゆかん• 粟 ( あは ) 津 ( づ )の 松󠄁 ( まつ )にこと 問 ( と )へば 答 ( こた )へがほなる 風 ( かぜ )の 聲 ( こゑ ) 朝󠄁 ( あさ ) 日 ( ひ ) 將 ( しやう ) 軍 ( ぐん ) 義仲 ( よしなか )の ほろびし 深 ( ふか ) 田 ( た )はいづかたぞ• 磯 ( いそ )にはながめ 晴 ( は )れわたる 和田 ( わだ )のみさきを 扣 ( ひか )へつゝ 山 ( やま )には 絶 ( た )えず 布引 ( ぬのびき )の 瀧 ( たき ) 見 ( み )に 人 ( ひと )ものぼりゆく• 武運尽きたる武田氏が 重囲の中に陥りし 天目山は初鹿野の駅より東二里の道• 見 ( み )るがまゝに 變 ( かは )りゆく 松 ( まつ )のすがた 岩 ( いは )のさま 前 ( まへ )に 立 ( た )てる 島 ( しま )ははや あとに 遠 ( とほ )く 霞 ( かす )みたり• 父 ( ちゝ )やしなひし 養老 ( やうらう )の 瀧 ( たき )は 今 ( いま )なほ 大垣 ( おほがき )を 三 ( さん ) 里 ( り )へだてゝ 流 ( なが )れたり 孝 ( かう ) 子 ( し )のほまれともろともに• 見 ( み )よや 德川家康 ( とくがはいへやす )の おこりし 土地 ( とち )の 岡崎 ( をかざき )を 矢 ( や ) 矧 ( はぎ )の 橋 ( はし )に 殘 ( のこ )れるは 藤󠄇吉郞 ( とうきちらう )のものがたり• 東 ( ひがし ) 那須野 ( なすの )の 青 ( あを ) 嵐 ( あらし ) ふくや 黒磯黒 ( くろいそくろ ) 田 ( た ) 原 ( はら ) こゝは 何 ( いづ )くと 白河 ( しらかは )の 城 ( しろ )の 夕 ( ゆふ ) 日 ( ひ )は 影赤 ( かげあか )し• ここでは「 単語 ( ルビ )」の形で再現しています。

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鉄道唱歌・完全版

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

💙 作曲:福山直秋• 横に貫くトンネルは 日本一の大工事 一万五千呎余の 夜の闇を作りたり• 今は旅ちょう名のみにて 都を出でて六時間 座りて越ゆる山と川 甲府にこそは着きにけれ• 汽 ( き ) 車 ( しや )より 逗子 ( づし )をながめつゝ はや 橫 ( よこ ) 須賀 ( すか )に 着 ( つ )きにけり 見 ( み )よ 軍港󠄁 ( ぐんかう )の 雄大 ( いうだい )を げに 東海 ( とうかい )のしづめなり• この著作物はアメリカ合衆国外で最初に発行され(かつ、その後30日以内にアメリカ合衆国で 発行されておらず)、 かつ、1978年より前にアメリカ合衆国の著作権の方式に従わずに発行されたか1978年より後に著作権表示なしに発行され、 かつ、の期日(日本国を含むほとんどの国では1996年1月1日)に本国でパブリックドメインになっていたため、アメリカ合衆国においての状態にあります。

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鉄道唱歌

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

🤪 つゞく 名古屋 ( なごや )は 中京 ( ちゆうきやう )と 世 ( よ )にうたはるゝ 大 ( だい ) 都 ( と ) 會 ( くわい ) 名 ( な )だかき 金 ( きん )の 鯱 ( しやちほこ )は 今 ( いま )なほ 城 ( しろ )の 光 ( ひかり )なり• この 水上 ( みなかみ )にありと 聞 ( き )く 諏訪 ( すは )の 湖 ( こ ) 水 ( すゐ )の 冬 ( ふゆ )げしき 雪 ( ゆき )と 氷 ( こほり )のかけはしを わたるは 神 ( かみ )か 里人 ( さとびと )か•。 わたる 白川 ( しらかは ) 緑 ( みどり ) 川 ( がは ) 川尻 ( かはじり )ゆけば 宇土 ( うど )の 里 ( さと ) 國 ( くに )の 名 ( な )に 負 ( お )ふ 不知 ( しらぬ ) 火 ( ひ )の 見 ( み )ゆるはこゝの 海 ( うみ )と 聞 ( き )く• 掛川 ( かけがは ) 袋 ( ふくろ ) 井 ( ゐ ) 中 ( なか ) 泉 ( いづみ ) いつしかあとに 早 ( はや )なりて さかまき 來 ( きた )る 天 ( てん ) 龍󠄂 ( りゆう )の 川 ( かは ) 瀨 ( せ )の 波 ( なみ )に 雪󠄁 ( ゆき )ぞちる• 汽笛一声我が汽車は はや離れたり飯田町 牛込市ヶ谷堀の端 四ツ谷出づれば信濃町• 折しも左の畑中に 高く立ちたる記念の碑 東と西より進みたる 中央線の接続点• 出 ( い )でてはくゞる 隧道󠄁 ( トンネル )の 前󠄁 ( ぜん ) 後 ( ご )は 山北 ( やまきた ) 小 ( こ ) 山驛 ( やまえき ) 今 ( いま )もわすれぬ 鐵橋 ( てつけう )の 下 ( した )ゆく 水 ( みづ )のおもしろさ• 己斐 ( こひ )の 松原五 ( まつばらいつ ) 日 ( か ) 市 ( いち ) いつしか 過 ( す )ぎて 嚴 ( いつく ) 島 ( しま ) 鳥 ( とり ) 居 ( ゐ )を 前 ( まへ )にながめやる 宮嶋驛 ( みやじまえき )につきにけり• 窓 ( まど )より 近󠄁 ( ちか )く 品川 ( しながは )の 臺 ( だい ) 場 ( ば )も 見 ( み )えて 波白 ( なみしろ )き 海 ( うみ )のあなたにうすがすむ 山 ( やま )は 上 ( かづ ) 總 ( さ )か 房󠄁州 ( ばうしう )か• 遙 ( はるか )に 見 ( み )えし 富士 ( ふじ )の 嶺 ( ね )は はやわがそばに 來 ( きた )りたり 雪 ( ゆき )の 冠 ( かんむり ) 雲 ( くも )の 帶 ( おび ) いつもけだかき 姿 ( すがた )にて• 羽二 ( はぶ ) 重 ( たへ )おりと 鐵瓶 ( てつびん )は 市 ( し )の 産物 ( さんぶつ )と 知 ( し )られたり 岩 ( いは ) 手 ( で )の 山 ( やま )の 峰 ( みね )よりも 南 ( なん ) 部 ( ぶ )の 馬 ( うま )の 名 ( な )ぞ 高 ( たか )き• 薮原駅の名物は 今もお六の玉くしげ あけなば云わで山吹の 古城は花の名のみなり• 南 ( みなみ )の 風 ( かぜ )をハエと 讀 ( よ )む 南風 ( はえ ) 崎 ( ざき )すぎて 川棚 ( かはだな )の つぎは 彼 ( その ) 杵 ( き )か 松原 ( まつばら )の 松 ( まつ )ふく 風 ( かぜ )ものどかにて• 天 ( てん ) 下 ( か )の 旗 ( はた )は 德川 ( とくがは )に 歸 ( き )せしいくさの 關原 ( せきがはら ) 草 ( くさ )むす 屍 ( かばね )いまもなほ 吹 ( ふ )くか 伊 ( い ) 吹 ( ぶき )の 山 ( やま )おろし• 一 ( いち ) 時 ( じ ) 榮 ( さか )えし 都府 ( とふ ) 樓 ( ろう )の あとをたづねて 分 ( わ )け 入 ( い )れば 草葉 ( くさ 〔 〕 )をわたる 春風 ( はるかぜ )に なびく 菫 ( すみれ )の 三 ( み )つ 五 ( いつ )つ• 彥 ( ひこ ) 根 ( ね )に 立 ( た )てる 井伊 ( ゐい )の 城󠄀 ( しろ ) 草 ( くさ ) 津 ( つ )にひさぐ 姥 ( うば )が 餅 ( もち ) かはる 名所󠄁 ( めいしよ )も 名物 ( めいぶつ )も 旅󠄁 ( たび )の 徒 ( と ) 然 ( ぜん )のうさはらし• 五百里の山は深けれど 人住む里は打拓け 南北都留の両郡は 甲斐絹織の名産地• また 本線 ( ほんせん )に 立 ( た )ちかへり 藤󠄇澤茅崎平󠄁塚 ( ふぢさはちがさきひらつか )も 過󠄁 ( す )ぎて 名 ( な ) 高 ( だか )き 大磯 ( おほいそ )や 海水浴 ( かいすいよく )のはじめの 地 ( ち )• 右 ( みぎ )は 高輪 ( たかなわ ) 泉岳 ( せんがく ) 寺 ( じ ) 四 ( し ) 十七 ( じふしち ) 士 ( し )の 墓 ( はか )どころ 雪 ( ゆき )は 消 ( き )えても 消 ( き )え 殘 ( のこ )る 名 ( な )は 千載 ( せんざい )の 後 ( のち )までも• 阿武 ( あふ ) 隈川 ( くまがは )の 埋 ( うもれ ) 木 ( ぎ )も 仙臺平 ( せんだいひら )の 袴 ( はかま ) 地 ( ぢ )も 皆 ( みな )この 土地 ( とち )の 産物 ( さんぶつ )ぞ みてゆけこゝも 一日 ( いちにち )は• 彦 ( ひこ ) 根 ( ね )に 立 ( た )てる 井伊 ( ゐい )の 城 ( しろ ) 草 ( くさ ) 津 ( つ )にひさぐ 姥 ( うば )が 餅 ( もち ) かはる 名所 ( めいしよ )も 名物 ( めいぶつ )も 旅 ( たび )の 徒 ( と ) 然 ( ぜん )のうさはらし• 伊勢路 ( いせぢ )の 旅 ( たび )はまたの 日 ( ひ )と 木曾 ( きそ ) 川 ( がは ) 越 ( こ )えて 美濃 ( みの )に 入 ( い )る 地 ( ぢ ) 震 ( しん )のはなしまだ 消 ( き )えぬ 岐阜 ( ぎふ )の 鵜 ( う ) 飼 ( かひ )も 見 ( み )てゆかん• いわゆる「鉄道もの」や「旅行もの」は以下の通り。 又 ( また ) 立 ( た )ちかへる 宇都 ( うつの ) 宮 ( みや ) 急 ( いそ )げば 早 ( はや )も 西 ( にし ) 那須野 ( なすの ) こゝよりゆけば 鹽原 ( しほばら )の 温泉 ( おんせん )わづか 五里 ( ごり )あまり• 比良 ( ひら )の 高 ( たか ) 嶺 ( ね )は 雪 ( ゆき )ならで 花 ( はな )なす 雲 ( くも )にかくれたり 矢 ( や ) 橋 ( ばせ )にいそぐ 舟 ( ふね )の 帆 ( ほ )も 見 ( み )えてにぎはふ 波 ( なみ )の 上 ( うへ )• 大森 ( おほもり ) 蒲 ( かま ) 田 ( だ ) 川崎 ( かはさき )や 鶴 ( つる ) 見 ( み )もいつかあとにして 東 ( ひがし ) 神奈 ( かな ) 川 ( がは ) 立 ( た )つ 汽 ( き ) 車 ( しや )の 行 ( ゆ )くてはそれよ 八王 ( はちわう ) 寺 ( じ ) 〔 〕• 祇 ( ぎ ) 園清水 ( をんきよみづ ) 知 ( ち ) 恩院 ( おんゐん ) 吉 ( よし ) 田 ( だ ) 黒谷眞如堂 ( くろだにしんによだう ) ながれも 清 ( きよ )き 水上 ( みなかみ )に 君 ( きみ )が 代 ( よ )まもるかもの 宮 ( みや )• Furusawaさんにご指摘いただきました。

鉄道唱歌 東海道編の歌詞 全文

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

☣ 津 ( つ ) 輕 ( がる )の 瀬戸 ( せと )を 中 ( なか )にして 凾館 ( はこだて ) 〔 〕までは 二 ( に ) 十 ( じふ ) 四里 ( より ) ゆきかふ 船 ( ふね )の 煙 ( けむり )にも 國 ( くに )のさかえは 知 ( し )られけり• 町 ( まち )の 名所 ( めいしよ )は 水前 ( すゐぜん ) 寺 ( じ ) 公園 ( こうゑん )きよく 池 ( いけ )ひろし 宮 ( みや )は 紅葉 ( もみぢ )の 錦 ( にしき ) 山 ( やま ) 寺 ( てら )は 法 ( ほつ ) 華 ( け )の 本妙 ( ほんめう ) 寺 ( じ )• 都に入りし甲斐もなく 覇業空しくくずおれし 地下の恨みやこむるらむ 鐘の音さびし徳音字• 鉄道唱歌発表当時の歌詞をネット検索してみますと、『阿倍川』や『阿部川』と表記した ものがほとんどでした。

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鉄道唱歌 東海道編の歌詞 全文

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

🤙 疊 ( たゝみ )おもての 備 ( びん ) 後 ( ご )には 福山町 ( ふくやままち )ぞ 賑 ( にぎ )はしき 城 ( しろ )の 石垣 ( いしがき )むしのこす 苔 ( こけ )にむかしの 忍 ( しの )ばれて• いよ/\ 近 ( ちか )く 馴 ( な )れくるは 近 ( あふ ) 江 ( み )の 海 ( うみ )の 波 ( なみ )のいろ その 八景 ( はつけい )も 居 ( ゐ )ながらに 見 ( み )てゆく 旅 ( たび )の 樂 ( たの )しさよ• 浦 ( うら ) 和 ( わ )に 浦 ( うら )は 無 ( な )けれども 大宮驛 ( おほみやえき )に 宮 ( みや )ありて 公園 ( こうゑん )ひろく 池 ( いけ )ふかく 夏 ( なつ )のさかりも 暑 ( あつ )からず• 綴 ( つゞら ) 湯 ( ゆ ) 本 ( もと )をあとにして ゆくや 泉 ( いづみ )の 驛 ( えき )の 傍 ( そば ) しるべの 札 ( ふだ )の 文字 ( もじ )みれば 小名 ( こな ) 濱 ( はま )までは 道一 ( みちいち ) 里 ( り )• 扇󠄁 ( あふぎ )おしろい 京都 ( きやうと ) 紅 ( べに ) また 加茂 ( かも ) 川 ( がは )の 鷺 ( さぎ )しらず みやげを 提 ( さ )げていざ 立 ( た )たん あとに 名 ( な ) 殘 ( ごり )はのこれども• 大久保つつじの花盛り 柏木中野に兵営を 見るや荻窪吉祥寺 境を過ぐれば国分寺• 三木は、列車の借り切りや音楽隊の演奏などの大宣伝を繰り返し、そうした努力のおかげで、この曲は大人気を博すことになるのでした。

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鉄道唱歌(山陽、九州)

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

🤫 大陸横断鉄道の工事現場で働く工夫達の様子が描かれている。

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鉄道唱歌・東海道

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

❤️ 大石 ( おほいし ) 良 ( よし ) 雄 ( を )が 山科 ( やましな )の その 隱家 ( かくれが )はあともなし 赤 ( あか )き 鳥 ( とり ) 居 ( ゐ )の 神 ( かみ )さびて 立 ( た )つは 伏 ( ふし ) 見 ( み )の 稻 ( い ) 荷 ( なり ) 山 ( やま )• 武士 ( ぶし )が 手 ( て )に 卷 ( ま )く 鞆 ( とも )の 浦 ( うら ) こゝよりゆけば 道三 ( みちさん ) 里 ( り ) 仙醉島 ( せんすゐじま )を 前 ( まへ )にして 煙 ( けぶり )にぎはふ 海士 ( あま )の 里 ( さと )• 加古 ( かこ ) 川 ( がは )おりて 旅人 ( たびびと )の 立 ( た )ちよる 陰 ( かげ )は 高砂 ( たかさご )の 松 ( まつ )のあらしに 傳 ( つた )へくる 鐘 ( かね )も 名 ( な )だかき 尾上 ( をのへ ) 寺 ( でら )• 行き悩みたる山道の こごしき嶺も砥の如く 三百二十余哩を 夢に過ぎけり中央線 中央線鉄道唱歌 [ ]• 春 ( はる )さく 花 ( はな )の 藤枝 ( ふぢえだ )も すぎて 島 ( しま ) 田 ( だ )の 大 ( おほ ) 井 ( ゐ ) 川 ( がは ) むかしは 人 ( ひと )を 肩 ( かた )にのせ 渡 ( わた )りし 話 ( はなし )も 夢 ( ゆめ )のあと• 桟の名は残れども 命をからむ蔦もなく 寝覚の床のあさ衣 木曾の川波静かなり• 東海道󠄁• 多治見に下車の旅人は 土岐の川辺の虎渓山 東濃一の勝境に 杖曳くことを忘るるな• 海 ( うみ )にいでたる 廻 ( くわい ) 廊 ( らう )の 板 ( いた )を 浮 ( うか )べてさす 汐 ( しほ )に うつる 燈 ( とう ) 籠 ( ろ )の 火 ( ひ )の 影 ( かげ )は 星 ( ほし )か 螢 ( ほたる )か 漁 ( いさり ) 火 ( び )か• 手引きの岩を手末に 擎げし力折りたため 天照る神の御孫に 譲りまけしむ秋津島• 桔梗ヶ丘の古戦場 満目荒涼風寒く 北信満峰巍々として 深志の城は目に近し• 故 ( こ ) 郷 ( きやう )のたより 喜々津 ( きゝつ )とて おちつく 人 ( ひと )の 大草 ( おほくさ )や 春 ( はる ) 日 ( び ) 長 ( なが ) 與 ( よ )のたのしみも 道 ( みちの ) 尾 ( を )にこそつきにけれ• 中野荻窪吉祥寺 境町より十余町 多摩上水の岸の辺は 桜ならざる里もなし• 色浅からぬ浅川の 紅葉林に日は落ちて 草より出でて入る月の 山の端近き与瀬の駅• 靈驗今 ( れいけんいま )にいちじるく 讃 ( さぬ ) 岐 ( き )の 國 ( くに )に 鎭 ( ちん ) 座 ( ざ )ある 金刀比羅 ( ことひら ) 宮 ( ぐう )に 參 ( まゐ )るには 玉島港 ( たましまかう )より 汽 ( き ) 船 ( せん )あり• 磯 ( いそ )にはながめ 晴 ( は )れわたる 和田 ( わだ )のみさきを 扣 ( ひか )へつゝ 山 ( やま )には 絕 ( た )えず 布引 ( ぬのびき )の 瀧󠄆 ( たき ) 見 ( み )に 人 ( ひと )ものぼりゆく• また37~38年には日本放送協会が『新鉄道唱歌』を制作し、国民歌謡として放送した。

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鉄道唱歌・北陸編

唱歌 鉄道 唱歌 鉄道

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